【99%の人が白髪が減る!?】白髪対策と改善のポイントについて白髪専門美容師が解説
最近、『99%の人が白髪が黒髪に戻る!』みたいな広告見かけたりしますね〜、これ本当かな?
そこで今回は、その真相と白髪の対策や改善方法を"新規予約が半年待ち”の白髪専門美容師のカイがご紹介致します!
このポケットに手つっこんでカッコつけてるのが私です。。。
┃広告の真相
これって本当?って鵜呑みにする人が少ない気もするけど、、、当然ウソです。
(え、まじ?買っちゃった...)
本当に髪に良い成分が入っているのかもしれないですけど、白髪が治るモノが発見されたらニュースになるレベルの大発見ですよ。
ちなみに、最近白髪に本当に効くかもしれない成分が見つかったらしいですね。
ニュース記事はこちら↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/d056d2cc606198359bd0e0bc9ef7954649066601
ホーユーが研究して、「ヤーバサンタ」というハーブに含まれた【ステルビン】に白髪を黒に戻す効果があるかも(可能性)!というのが分かったみたいです。
これは新聞・ニュースにもなっているので、これが本当ですよ。
広告に踊らされないように気をつけて!
でもまだ、商品化?されるまでは時間かかりそうですね。
それまでは
「どうやって白髪を抑えたらいいの!?」って頭抱えちゃいますよね?
ちょっと白髪対策、深掘ってみましょう。
┃白髪の原因
まずは何で白髪になるの?ってところですが、
白髪は、メラニン色素の生成が減少することによって髪の色が褪色していく現象です。
・・・
よく分かんない言葉でてきましたね。
分かりやすく説明します。
髪って、毛の根元に髪の毛を作る工場があるんですよ。
その工場は工場長が2人いて、
・1人が髪自体を作る指令を出す人
・1人が髪の色を作る指令を出す人
って役割分担してるんです。
でも髪の色を作る指令出す人ってちょっと年上なんですよ。
だから早めに定年きちゃって、退職しちゃうんですよ。(ここ褪色とかけてますよー!座布団)
で、誰も指令出さなくなったから、色作る係の従業員がサボっちゃうようになるんですよね。
そうすると白髪になっちゃう、ってこんな感じです。
え、余計混乱した?すいません。。。
ただ原因はある程度分かっていて、
遺伝で白髪になりやすかったり、加齢、ストレス、栄養不足、喫煙は白髪になりやすい例としては顕著みたいですね。
原因は理解しましたね?
では、1番知りたい対策について話しましょう!
┃白髪を防ぐ対策・改善方法6選
改善方法を伝える前に理解して頂きたいのは、
加齢・遺伝は対策してもなるものはなる、という事。
もちろん、白髪を遅らせる事はできるかもしれませんが、加齢・遺伝には抗えません。
なかなかのドS発言ですね...
コレはツラいですが、現実です。でも、ここは受け入れていく事からがスタートです!(鬼軍曹
分かったから早よ教えろ!怒
・・・心の声聞こえてきました。ご紹介します...
①バランスの取れた食事
・ビタミン(特にビタミンB12、ビタミンE)
・ミネラル(鉄、亜鉛)
・タンパク質
②ストレス管理
ヨガや瞑想などのリラクゼーションテクニックを取り入れてストレスを軽減します。
③適切な睡眠
充分な睡眠を確保し、身体の回復を促進します。
④ヘアオイルマッサージ
ココナッツオイルやアルガンオイルなどを使ったマッサージは頭皮と髪の健康を促進します。
⑤アーユルヴェーダのハーブ
アムラやブラフミなどのハーブは髪に栄養を与え、白髪の進行を遅らせるとされています。
⑥オニオンジュース
頭皮にオニオンジュースを塗ることで、髪の成長を刺激する可能性があります。
(・・・これめっちゃ臭いそうやな)
ここに書いた内容はあくまでも髪に良いとされている成分や行動に関するモノを紹介しているので、医療としての目線ではないです。
なので、実際の効果に個人差は当然あります。
┃医療的なアプローチ
白髪の進行が著しい場合、皮膚科医に相談して専門的なアドバイスを受けることを検討しましょう。
医師の指導のもと、ビタミンやミネラルのサプリメントを摂取することも一つの方法です。
┃白髪を受け入れることの大切さ
最後に、白髪を完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、健康な髪と頭皮のケアは進行を遅らせる手助けになります。
しかし、自分自身を受け入れることも大切です。
今ある白髪を活かしたスタイルにする事もできます。
いきなり白髪・グレイヘアにするのは難しいと思いますが、その特性を活かしたカラーにしてあげることも出来ます。
今までの自分とはまた違う新しい自分を見つけられるキッカケにもなります。
私がやっている白髪専門美容師チームの
【シングレイハイライトチーム】でも
そういったお客様を沢山見てきました。
新しい自分に出会うキッカケとして、一度覗いてみて下さい。
"派手にならない白髪ぼかし"シングレイハイライト/30代40代50代の白髪で悩んでいる女性のための美容室
┃白髪を治す方法の今後
まず数年後には治療薬?ができているでしょう。
しかし、それが一般的なものになるまではまだまだ時間がかかるのではないか?と予想しています。
ただ、日本人女性の美の追求は世界トップクラスなので、案外急速に広まるのかもしれません。
とはいえ、治療薬となれば安全性などの観点から様子見せる方が多いはずなので、やっぱり時間がかかるのかな?
でも、日本のメーカーがそれを作り出そうとしているから未来は明るいですね!
楽しみに待ちましょう!
他記事もあわせて読んでね↓
【3週間に1回の白髪染めが辞められる!?】白髪ぼかしハイライトとは一体何なのか?白髪専門美容師が解説 - 白髪ぼかし専門の美容師ブログ
【3週間に1回の白髪染めが辞められる!?】白髪ぼかしハイライトとは一体何なのか?白髪専門美容師が解説
SNSを中心に話題の『白髪ぼかしハイライト』について、新規予約が半年待ちの"白髪専門の美容師”であるカイが深く解説していきます。
※このくせ毛ロン毛男が私です。
また、白髪ぼかしハイライトによって《3週間に1回の白髪染めを辞められる理由》についても解説していきます。
- ┃白髪ぼかしハイライトとは?
- ┃以前は...
- ┃白髪ぼかしハイライト誕生の歴史
- ┃メリット
- ┃デメリット
- ┃3週間に1回の白髪染めを辞めれる?
- ┃オーダーの仕方
- ┃美容室ならどこでもできる?
- ┃口コミ
- ┃今後の展望
┃白髪ぼかしハイライトとは?
文字通り"白髪をぼかすハイライトカラー”のことを『白髪ぼかしハイライト』といいます。※ハイライトカラーとは一部を細く筋状に明るくするヘアカラーデザインのこと。
白髪と同じような明るい筋状のカラーが髪に入ることによって、白髪をハイライトの一部にしてしまうことができるため、今まで目立っていた白髪をわかりづらくさせることができる技術です。
端的に言ってしまえばこんな感じですが、もう少し深堀りしていきましょう。
┃以前は...
白髪が出てきたら白髪染め一択!なんて考えがほんの5年前ぐらいまでは常識過ぎてあくびがでるぐらい当たり前でした。
白髪染めはお世辞にも自由度が高いとは言えないというのが特徴で、
・白髪を染めると暗くなり、明るくできない
・アッシュ系のカラーにならない (赤茶っぽくなる)
・透明感が出ない
という制限があり、それゆえに
・白髪が伸びてくるとすぐ気になる
・カラーの頻度が多くなる
・ホームカラーが増える
・髪質が悪くなる
・カラーが楽しみでなくなる
といった悩みの声が多く出ていました。
ただ、こういった悩みを聞きつつも白髪染めという選択肢しか選べなかった実情がありました。
┃白髪ぼかしハイライト誕生の歴史
そんな中、なぜこのような技術が現れたのか?
これは、
①薬剤の進化
②SNSの発達
が大きく関わっていると思います。
まずは①薬剤の進化
ここ5年間ぐらいでのカラー剤の進化というのは目を見張るものがあります。
美容師歴が15年になる(2023年時点)自分でも、それ以前の10年とここ最近の5年ではカラー剤のクオリティーが格段に変わったと感じています。
まず発色が良くなったので、白髪に対してもしっかり染まるようになりました。
カラーバリエーションの豊富さも格段に違い、絶妙に欲しい感じの色味を再現してくれるカラー剤が増えています。
さらにダメージの軽減。カラー後の髪の質感が全然違います。15年前はカラーやったら髪ギシギシでした。。。
そこに加えて②SNSの発達
実は約10年以上前に、とある有名サロンが40~50代向け雑誌で『白髪にハイライトを入れると素敵なカラーに!』と有名なモデルさんを使ってやっていました。
源流はそこだと個人的には思っているのですが、当時これはあまり流行りませんでした。
なぜかというと、当時お客様からしたら「ハイライト」といっても一昔前に流行った「メッシュ」のイメージで、
若いギャルみたいな子たちがやるイメージがあったので、勧めても気乗りしない方が多くいらっしゃいました。
また、美容師側もハイライトという技術に対しても知識不足だったので、強く勧められないというところもありました。
しかし、SNSの発達と同時に海外のデザインを取り入れる風潮が現れ、海外では一般的なカラーデザインであった、ハイライトの技術が日本でも取り入れていくようになります。
当初は海外風カラーというワードが人気を博し、若者向けデザインで一気に広まりました。
そこからしばらくし経ち、大人世代向けに発信していく人が現れ始め、以前のそういった技術を組み合わせていき、ついに「白髪ぼかしハイライト」が生まれました。
┃メリット
白髪ぼかしハイライトをやることによって
・白髪が目立ちにくくなる
・カラー周期が長くなる
・明るいカラーもできる
・透明感が出る
・アッシュ系のカラーにもしやすい
こういったことが主なメリットで、中には「髪質が良くなった」という方や、「カラーするのが楽しみになった」というお声を頂くこともあります。
┃デメリット
ぜひデメリットに関しても知っておいて頂きたくて、なんなら今回のブログでハイライトをやる前に一番読んでほしいところでもあります!
・ハイライトのブリーチ剤によるダメージ
・縮毛矯正は酸性ストレート(酸性縮毛矯正)のみ
・パーマは基本NG (要相談)
・ハイライトは色抜けで黄色くなる
・1回で完成しない
詳しく解説すると、
まずハイライトで髪を黄色まで抜いて、そこに色を重ねるので、色が抜けていけば徐々に黄色くなっていきます。
黄色く抜けてきたら、紫シャンプーを使って黄色味を少し抑えることも出来ます。
また、初回でいらっしゃるほとんどの方が色んな複雑なカラー履歴のある方なので、基本的に1回でそれをきれいに仕上げるのは「ほぼ無理」です。
神様でも無理です。
神様にできないことは人間なんて到底できません。。。
なので回数が必要なんです。
また、ハイライトにブリーチ剤を使用するのですが、ブリーチ剤というのがパーマ剤やストレート剤(縮毛矯正剤)との相性が最っ悪!なんです。
これなんでか説明すると科学的すぎるんで、たぶん読んでる内に意識飛んじゃうんで省きます!
そういう認識をとりあえずしてください!(強引)
つまりは、くせ毛の人や パーマかける人はやる前に良く考えて!ってことです。
ダメージって言っても皆さんの思ってる100倍大変なことになるんで!まじで!
ちぢれる・切れる・溶ける いずれかになります!
チーズの話じゃないですよ!髪の話です。
「めちゃ怖いこと書くやん。。。ハイライトやめとこ。。。」
こんな風に思うかもしれませんが、ハイライトに限りませんよ~
美容室で行う施術は薬剤を使っています。
そのため、それぞれにリスクは必ずありますので、そこをしっかり理解したうえで何を選択するか?が大事です。
(めちゃビビらせてすいません。ほんと。。。)
┃3週間に1回の白髪染めを辞めれる?
これに関しては実績がちゃんとありまして、私自身のお客様はほぼ全員が1〜2ヶ月の周期でカラーされています。
もちろんその中には、以前は3週間に1回、月2回で白髪染めをされていた方もいらっしゃいます。
なので、ちゃんと3週間に1回の白髪染めを辞められると言えます!
※個人差(気になり具合や白髪率など)もあるので一概ではありません。
カラー周期が1週間先になるだけでも、年間2〜3回分カラーの頻度が減ります。
そうすれば髪や頭皮への負担が減るので、髪質も良くなり、時間の負担も減り、お金の負担も減るので一石三鳥なんです!
┃オーダーの仕方
メリットデメリットも理解した。その上でやりたい!と思ったあなたは、
「でも何てお願いするの?オーダーするの勇気いる。。。」って思いましたね?
そんな考え、まるっとお見通しだーーー!
と、古いネタはさておき、
どのようにオーダーしたらいいか分からないですよね?
実は3つだけしっかり伝えれば、失敗する確率がグーンと減ります!
それは、
①白髪が気になる場所
②ハイライトは 細め or 太め
③ハイライト以外の部分の明るさ
この3つをしっかり伝えれば白髪ぼかしが成功しやすくなりますよ♪
┃美容室ならどこでもできる?
これは、正直NO。
別にマウンティングやポジショントークの意図はなく、単純に美容師でハイライトが不得意な方が多いから。
これは、白髪ぼかしをやる以前の私自身もそうだったので、確実に得意な方は少ないです。
もちろん上手い方も多くいらっしゃいますが、この「白髪ぼかしハイライト」というのが特殊技術すぎるんですよね。
普通のハイライトから更に一捻りしてるから、経験値が必要なんですよ。
とりあえずハイライトいれときゃいいんでしょ?的な認識の美容師にやられたら1発アウトですよ。ホントこれだけは避けたい。
いや、こんな美容師実在しない、はず。。。
とはいえ、SNS上で人気の美容師さんは予約困難。
私の予約もご新規様は半年先まで埋まってる・・・(白目)
そこでお勧めなのが、
私独自の白髪ぼかし技術を共有した美容師チーム
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┃口コミ
白髪ぼかしハイライトをやった方達のリアルな声がこちらです。
┃今後の展望
最近は若返りの研究も進んでいるらしく(テレビの受け売りですが...)、あと数年もたてば白髪の治療薬なんかもできるのでは?と予想しています。
実際に男性の薄毛治療はかなり進化していて、お薬によって薄毛の悩みはかなり解決されている例もあるので、白髪の解決もそう遠くはなさそうな気がします。
そうなってくると、白髪ぼかしってなくなっていく?となるかもしれませんが、そうすぐには変わりません。
いい例として、AGAと聞いてしばらく経ちますよね?それでも、薄毛に効くシャンプーやヘッドマッサージなどそういったメニューや商品はなくなりませんし、AGA治療自体も普及率としてはいまだ10%もいかないぐらいなのではないでしょうか?
白髪の治療薬が出ても、最初は様子見だったり、知らなかったりで普及するまで時間がかかると思うので、今後5年はなくならないであろうと思います。
それまでの間は、白髪という素材を最大限に生かしたヘアデザインを思いっきり楽しもうじゃないですか!
※白髪治る!とか変な広告には騙されないでね♪